有効性

セピエンス投与(2週間)により血中Phe濃度が低下した患者割合

その他の評価項目

血中Phe濃度が30%以上低下した患者割合は75.6%(62例/82例)、20%以上低下した患者割合は81.7%(67例/82例)でした

パート1

図_セピエンス投与(2週間)により血中Phe濃度が低下した患者割合

血中Phe濃度(3及び4週目の平均値)のベースラインからの平均変化量

主要評価項目(検証的解析項目)

血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量は、サプロプテリンに比べてセピエンスで有意に大きいことが示されました(p<0.0001、MMRM)

パート2主要解析対象集団

図_血中Phe濃度(3及び4週目の平均値)のベースラインからの平均変化量
図_血中Phe濃度(3及び4週目の平均値)のベースラインからの平均変化量

ベースライン:パート2のDay-1とDay1の平均値

主要解析対象集団:パート1における血中Phe濃度の平均低下率が30%以上で、パート2で無作為化され治験薬の投与を1回以上受けた患者。

MMRM:
反復測定混合効果モデル[主要解析対象集団では、治療、投与順序、期間、来院(1~2週目及び3~4週目)、治療と来院の交互作用を固定効果、各投与期間のベースライン時の血中Phe濃度を共変量とし、投与順序内でネスト化した患者をランダム効果とした。]

ベースライン時の血中Phe濃度が360µmol/L以上で3及び4週目に360µmol/L未満を達成した患者割合

副次評価項目

血中Phe濃度が360µmol/L未満に低下した患者割合は、セピエンスで69.2%、サプロプテリンで39.2%でした

パート2

図_ベースライン時の血中Phe濃度が360µmol/L以上で3及び4週目に360µmol/L未満を達成した患者割合
血中Phe濃度が360µmol/L未満に
到達するまでの期間
セピエンス(n=33) サプロプテリン(n=20)
中央値(最小値、最大値)、日 7(1、43) 30(1、30)
p値(log-rank test) <0.0001(名目上のp値)

サブグループ別の血中Phe濃度(3及び4週目の平均値)のベースラインからの平均変化量

主要評価項目のサブグループ解析

性別、年齢、BH4レスポンダーなどのサブグループで、セピエンスは良好な結果を示しました

パート2主要解析対象集団

図_サブグループ別の血中Phe濃度(3及び4週目の平均値)のベースラインからの平均変化量

ベースライン : パート2のDay-1とDay1の平均値

主要解析対象集団 : パート1における血中Phe濃度の平均低下率が30%以上で、パート2で無作為化され治験薬の投与を1回以上受けた患者。

MMRM:
反復測定混合効果モデル[主要解析対象集団では、治療、投与順序、期間、来院(1~2週目及び3~4週目)、治療と来院の交互作用を固定効果、各投与期間のベースライン時の血中Phe濃度を共変量とし、投与順序内でネスト化した患者をランダム効果とした。]

安全性

TEAEの重症度及び発現頻度(安全性解析対象集団)
TEAE:治験薬投与下で発現した有害事象

セピエンスによる主なTEAEは上気道感染、下痢、悪心で、サプロプテリンでは上気道感染、頭痛、上咽頭炎でした
重篤、投与中止、死亡に至ったTEAEは、いずれも認められませんでした

パート2安全性解析対象集団

n(%) セピエンス(n=62) サプロプテリン(n=60)
すべてのTEAE 41(66.1) 37(61.7)
重篤なTEAE 0 0
死亡に至ったTEAE 0 0
CTCAEグレード3以上のTEAE*1 2(3.2) 1(1.7)
治験薬と関連のあるTEAE 9(14.5) 4(6.7)
投与中止に至ったTEAE 0 0
主なTEAE(いずれかの治験薬で5%以上に発現)
上気道感染 8(12.9) 9(15.0)
上咽頭炎 5(8.1) 4(6.7)
下痢 6(9.7) 1(1.7)
悪心 6(9.7) 2(3.3)
頭痛 5(8.1) 8(13.3)

安全性解析対象集団:治験薬の投与を1回以上受けたすべての患者。

MedDRA ver26.1

  1. 原著論文に事象名の記載なし。

本試験の限界

  • 治験薬の投与期間が短かった
  • 試験デザインが非盲検であった
  • 一部のサブグループ(古典的PKU、BH4ノンレスポンダー)の患者数が少なく、統計的検出力が十分でなかった

Key Points

  • AMPLIPHY試験は、フェニルケトン尿症(PKU)患者を対象に、セピエンスとサプロプテリンの有効性及び安全性を比較した初めての第Ⅲ相試験です
  • 血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量は、サプロプテリンに比べてセピエンスで有意に大きいことが示されました [p<0.0001(MMRM、検証的解析のp値)]
  • セピエンスによる主なTEAEは、上気道感染、下痢、悪心でした
  • 用法及び用量(一部抜粋)
    通常、セピアプテリンとして、以下の用量を1日1回食後又は食事とともに経口投与する。なお、忍容性が認められない場合、6ヵ月以上2歳未満では1日7.5mg/kgまで、2歳以上では1日20mg/kgまでの範囲で適宜減量すること。
    [0ヵ月以上6ヵ月未満 : 7.5mg/kg、6ヵ月以上1歳未満 : 15mg/kg、1歳以上2歳未満 : 30mg/kg、2歳以上 : 60mg/kg(1日量)]
参考文献:
  1. Giżewska M, et al. Metabolism. 2026; 178: 156513.
    (本試験はPTCセラピューティクス社の資金提供により実施された。)

PTCC084-v2
JP-SEP-0335
2026年6月作成

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