「禁忌を含む注意事項等情報」等については
電子添文をご参照ください。

試験デザイン:
第Ⅱ相、無作為化、ダブルクロスオーバー、非盲検、実薬対照
対象患者:
以下の①②を満たした18歳以上60歳以下のPKU患者24例
  • ①過去に少なくとも1回、血中Phe濃度が360µmol/L以上を記録
  • ②スクリーニング期間のいずれかの時点で血中Phe濃度が450µmol/L以上
    又は直近3回の血中Phe濃度測定値(スクリーニング時を含む)の平均が450µmol/L以上
図_無作為化後のセビエンスとサプロテリン投与スケジュール

サプロプテリンを使用していた患者は、試験前期間の開始24時間前にサプロプテリンを中止

主要評価項目

血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量

副次評価項目

  • ・血中Phe濃度のベースラインからの経時的な平均変化量
  • ・治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)の重症度及び発現頻度など

血中Phe濃度の解析

週平均解析:
各投与期間のDay3、5、7の血中Phe濃度の平均値をDay1投与前の血中Phe濃度と比較
ランドマーク解析:
各投与期間のDay7の血中Phe濃度をDay1投与前の血中Phe濃度と比較

追跡期間

最終投与後48時間以内:
来院による安全性及びPhe評価
最終投与から7~10日後及び28~32日後:
電話による有害事象の確認

データベースロック日:2019年7月24日

目的

成人のフェニルケトン尿症(PKU)患者を対象に、セピエンスを経口投与したときの有効性と安全性を評価する。

対象

18歳以上60歳以下で、高フェニルアラニン(Phe)血症を伴うPKUと診断され、本試験中にPhe制限食を継続する意思がある患者24例。

方法

第Ⅱ相、無作為化、ダブルクロスオーバー、非盲検、実薬対照試験。スクリーニング時にサプロプテリンを使用していた患者は、試験前期間の開始24時間前に使用を中止した。本試験では、投与順序群を6群設けた(各群4例、計24例)。各投与順序群には、セピエンス60mg/kg/日、セピエンス20mg/kg/日、サプロプテリン20mg/kg/日を非盲検下で7日間投与する3つの投与期間を設定した。試験前期間(Day-7、-5、-3、-1)に血中Phe濃度を測定し、Day-1に患者をいずれかの群に無作為に割り付けた。各投与期間の間に7日間のウォッシュアウト期間を設けた。

評価項目

【主要評価項目】

  • 血中Phe濃度のベースライン*1からの平均変化量

【副次評価項目】

  • 古典的PKU患者*2における血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量
  • 血中Phe濃度が120以上360µmol/L未満を達成した患者割合
  • 血中Phe濃度が120µmol/L未満を達成した患者割合
  • 血中Phe濃度のベースラインからの経時的な平均変化量
  • 血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量(ベースライン時の血中Phe濃度別)
  • 治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)の重症度及び発現頻度など

解析計画

有効性解析対象集団は、無作為化され、いずれかの用量の治験薬の投与を受け、割り付けられた投与順序群内で少なくとも1つの投与期間を完了し、少なくとも1つの投与期間の投与開始前(Day1)及び投与開始後(Day3、5、7)に血中Phe濃度が得られたすべての患者とした。安全性解析対象集団は、いずれかの用量の治験薬の投与を受けたすべての患者とした。
血中Phe濃度は、週平均解析又はランドマーク解析を用いて測定した。週平均解析は各投与期間のDay3、5、7の血中Phe濃度の平均値をDay1投与前の血中Phe濃度と、ランドマーク解析は各投与期間のDay7の血中Phe濃度をDay1投与前の血中Phe濃度と比較した。
主要評価項目では、血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量を最小二乗(LS)平均値で算出し、一対比較解析を行った。副次評価項目では、古典的PKU患者の血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量をLS平均値で算出した。また、血中Phe濃度が120以上360µmol/L未満又は120µmol/L未満を達成した患者割合を算出した。血中Phe濃度のベースラインからの経時的な平均変化量は、Day3、7における血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量について一対比較解析を行った。ベースライン時の血中Phe濃度別に血中Phe濃度のベースラインからの平均変化量を算出した。TEAEは、MedDRA version 21.0を用いて分類し、発現患者数(%)を要約した。

  1. 各期間の治験薬初回投与前に得られた欠測のない最終測定値をベースラインとした
  2. 血中Phe濃度が1,200µmol/L以上及び/又は過去に1,200µmol/L以上となったことを確認できるPKU患者

データベースロック日:2019年7月24日

サプロプテリンの用法及び用量

〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉

通常、サプロプテリン塩酸塩として1日10mg/kg(1~3回に分割経口投与)から投与を開始し、臨床症状等の観察を行いながら、年齢に相応した血清フェニルアラニン値の目標値に維持される用量をもって、有効維持量とする。

用法及び用量に関連する注意

  • 原則として1日20mg/kgを超える投与は行わないこと。1日20mg/kgを超える使用経験は少ない。
  • 公表されている治療指針の年齢に相応した血清フェニルアラニン値の維持範囲を治療の目標値とすること。
参考文献:
  1. 社内資料: 海外第Ⅱ相試験(PKU-002)(承認時評価資料)
  2. Bratkovic D, et al. Metabolism. 2022; 128: 155116.(本試験はPTCセラピューティクス社の資金提供により実施された。)

PTCC084
JP-SEP-0268
2026年3月作成

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