「禁忌を含む注意事項等情報」等については
電子添文をご参照ください。

試験デザイン:
第Ⅲ相、多施設共同、非盲検
対象患者:
以下のいずれかに該当するPKU患者223例
  • ①APHENITY試験(先行試験)を完了した患者139例
  • ②先行試験に参加していない患者84例
    • ・コントロール良好な患者24例:試験登録時の血中Phe濃度<360µmol/L
    • ・コントロール不良な患者60例:試験登録時の血中Phe濃度≧360µmol/L
セピエンス投与量
年齢 投与量
0〜6ヵ月未満 7.5mg/kg/日
6〜12ヵ月未満 15mg/kg/日
12ヵ月〜2歳未満 30mg/kg/日
2歳以上 60mg/kg/日
図_無作為化後のセビエンスとサプロテリン投与スケジュール

目的

フェニルケトン尿症(PKU)患者を対象に、セピエンスを経口投与したときの有効性と長期安全性を評価する。

対象

以下のいずれかに該当するPKU患者223例。

  • 先行試験(APHENITY試験)を完了した患者:139例
  • 先行試験に参加していないコントロール良好な患者(試験登録時の血中フェニルアラニン(Phe)濃度が360µmol/L未満):24例
  • 先行試験に参加していないコントロール不良な患者(試験登録時の血中Phe濃度が360µmol/L以上):60例

方法

第Ⅲ相、多施設共同、非盲検試験。投与期間は少なくとも12ヵ月間又は有効性の欠如、有害事象による中止、投与中止もしくはセピエンスが販売されるまでとし、セピエンスを1日1回経口投与した。投与量は年齢に基づき、7.5mg/kg/日(生後0~6ヵ月未満)、15mg/kg/日(生後6~12ヵ月未満)、30mg/kg/日(生後12ヵ月~2歳未満)、60mg/kg/日(2歳以上)とした。

タンパク質負荷試験:7日間のタンパク質負荷(乳幼児は3日間)の後、本剤を投与し、1、8、24時間後に反応性を評価
食事性Phe耐性評価におけるPhe摂取量の調整は、下表のアルゴリズムに従い、26週間にわたって2週間間隔で実施した。

食事性Phe耐性評価におけるPhe摂取量の調整アルゴリズム2)

血中Phe濃度 処置内容
0~180µmol/L 食事によるPhe摂取量を15mg/kg/日増加させる
181~240µmol/L 食事によるPhe摂取量を10mg/kg/日増加させる
241~300µmol/L 食事によるPhe摂取量を5mg/kg/日増加させる
301~359µmol/L 変更なし
≧360µmol/L*3 1回目:変更なし
2回目:食事によるPhe摂取量に対する前回の増加措置を取り消す

試験開始1年5ヵ月後、「低Pheアミノ酸サプリメント製剤又はグリコマクロペプチド(本邦未販売)を使用していない状態で1日の推奨量の2倍に達した場合、段階的増量過程を停止すること」が、参加施設に通達された。

評価項目

【主要評価項目】

  • Phe摂取量のベースライン*4から投与26週目までの平均変化量(食事性Phe耐性評価)
  • 先行試験に参加していない患者*5におけるベースライン*6から投与2週目までの血中Phe濃度の平均変化量
  • 治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)の重症度及び発現頻度

解析計画

最大の解析対象集団は治験薬を1回以上投与し、有効性評価を1回以上実施したすべての患者とした。
食事性Phe耐性解析対象集団は、Day5、10、14の血中Phe濃度の平均値が360µmol/L未満であり、食事性Phe耐性評価期間中に治験薬の投与を1回以上受けた患者とした。安全性解析対象集団は、治験薬の投与を1回以上受けたすべての患者とした。本試験では、セピエンスの長期安全性を評価するため、約200例の患者を登録することを計画した。
主要評価項目であるPhe摂取量のベースラインから投与26週目までの平均変化量は、中間解析では1日の食事性Phe摂取量(mg/kg/日)を要約し、ベースライン時のPhe摂取量及び週を固定効果、患者を変量効果とした反復測定混合効果モデル(MMRM)に当てはめ、最小二乗(LS)平均値を算出した。日本人サブグループに関しても、同様に解析した。
先行試験に参加していない患者について、ベースラインから投与2週目(Day5、10、14の平均値)までの血中Phe濃度の平均変化量を記述的に要約した。TEAEは、MedDRA version 26.0を用いて分類し、発現患者数(%)を要約した。

  1. セピエンス反応性あり;セピエンス投与1時間前にPhe50mg/kg又は自然タンパク質1g/kgのタンパク負荷後、セピエンス投与1、8、24時間後の血中Phe濃度がいずれの時点でもベースライン(セピエンス投与前15分以内)から15%以上低下した場合。
  2. 先行試験に参加しなかったコントロール不良な患者のうち、血中Phe濃度15%未満低下の場合、試験終了。
  3. 血中Phe濃度が3回連続で360µmol/L以上の場合、Phe制限指示は変更しない(すなわち、血中Phe濃度360µmol/L以上が2回認められた後に減らした制限指示を維持する)。血中Phe濃度が4回連続で360µmol/L以上の場合、食事によるPhe摂取量に対する増加措置をもう一段階取り消す
  4. 1ヵ月目における1日あたりの食事性Phe摂取量の平均値
  5. 先行試験に参加していない患者のうち、最初の2週間でベースラインから血中Phe濃度が30%以上低下した患者を対象とした
  6. Day-1とDay1の平均値をベースラインとした

中間データカットオフ日:2025年2月4日

参考文献:
  1. 社内資料: 国際共同第Ⅲ相試験(PTC923-MD-004-PKU)(承認時評価資料)
    (本試験はPTCセラピューティクス社の資金提供により実施された。)
  2. van Spronsen F, et al. Genet Med. 2026; 28(4): 101683.

PTCC084
JP-SEP-0268
2026年3月作成

ページトップへ戻る

医療関係者の方

本サイトは、医療用医薬品であるセピエンス™を
適正にご使用いただくための情報を
提供しています。
一般の方および国外の医療関係者に対する
情報提供を目的としたものではありませんので
ご了承ください。

あなたは
医療関係者ですか?

PTCC084
JP-SEP-0268
2026年3月作成

ページトップへ戻る